君は日本人じゃないよ!絶対違うと断言されたが日本人だってえの

海外から見た日本人の特徴って知ってますか?昔は出っ歯にメガネで七三分け。あとは首から提げたカメラでした。今ではデジカメが主流ですし、そんな人はほとんどいません。

こんなイメージを持たれている日本人ですが、イメージが定着したのは、昔は一部のお金持ちとエリートの会社員しか海外へ行かなかったからです。例として挙げるなら新婚旅行が分かり易いと思います。

1960年代から70年代の新婚旅行は宮崎県が一般的でした。その後、1972年に沖縄返還があり宮崎から沖縄へと旅行地が変わります。そしてバブル期となり裕福な人が増えていき、海外旅行が一般的となったのは1980年代です。70年代の後半あたりから次第に旅行先が海外へと移行していきました。

それ以前にも旅行していた人はいますが一般的ではなく、大半はエリート社員とかそんなところです。そして昔のエリートさんは七三分けが基本。七三分けが流行したのは明治維新のときだと言われています。『エリート=七三分け』だったんですね。知りませんでした。そのような人が外国へ行っていたんですから、そりゃあ「日本人は七三分け」となりますよね。

そして出っ歯については程度の差はあれ日本人の特徴でもあります。メガネもそうですね。ですから間違えているわけではない、と言えます。ただ現代では違うと思うんですよね。今では七三分けの人を探す方が難しくなっていますし、メガネからコンタクトに替えている人だって多くいます。

だから、もはや昔の話しです。だというのに、こういった時代遅れのイメージを持っている人に「君は日本人じゃない」と断言されたことがあります。「バ、バカなのか?」と思ってしまったのは事実です。その人とは仕事の付き合いでしたが初対面ではありません。だから余計に驚いてそう思ってしまいました。

「日本人は出っ歯で控えめでNOとは言わない。だから君は絶対違う」

ごめんなさい。生粋の日本人です。あと、これって褒め言葉?海外向きの人ってこと?モヤモヤしました。なんて失礼な人なんだ!と憤慨することもなく「日本人だっていろいろだって」となだめておきました。

全ての人がこうではありません。ただ思い込みの激しい人がいるのも事実ですからね。それは日本でも一緒か。思い込んだら試練の道を行けばいいものをどうしてこう、ああなんでしょうね(笑)。

映画の世界を現実と思い込んだり、アニメの世界の日本と思い込んだり。本当に世界はおもしろい。そういえば私も小さい頃にカブトムシの大きなモニュメントの写真をみて「ここにはこんなに大きなカブトムシがいるんだ」と思い込んでしまい、そのまま友達に話したことがあります。あの視線は痛かったなあ。

他にも替え歌を本物と間違えて歌ったり。私も一歩間違えば彼のようになっていたかもしれません。幸いにも周囲に指摘してくれる人がいたので今では注意するようになりましたけどね。

しかし「絶対違う」と断言されたのには驚きました。きっと彼を見ていた私の目は、幼い時に友人たちから向けられた目に近かったと思います。だって痛い子に見えたし、しょうがないじゃない。

こういった間違えたイメージを持たれているということは、日本人も海外に出ているとはいえ、まだまだ少ないということでしょう。どんどんバリバリ世界に出て欲しいところですが、出れば出るほど海外で悪戯する人も出る始末。落書きをしてみたり、いつでも・どこでも・誰にでもカメラを向けてみたり…ジレンマですね。

日本人には日本人の流儀があります。礼儀正しかった先輩たちが作ってくれた良いイメージを壊さないように気を付けてもらいたいところです。